「しかる」難しさについて
こんばんは、はるです。
当記事をクリックしていただきありがとうございます!
今日は、小学校の先生時代に私が一番悩んでいたことを書きます。
私の備忘録です。
うまくまとめられていないです。ごめんなさい。
私は、人に対して「こうして欲しい」と伝える人ではありませんでした。
自分の意見がないわけではありませんでしたが、一緒にいる人が心地よく過ごしてくれるのがいいと思っている人でした。
自分の意見は必要にせまられたときか、求められたときくらいの感覚でした。
(これでも部活の部長とか生徒会長とかしていたんですけどね…どちらかというと引っ張るタイプではなく、たくさんあるみんなの意見をまとめる役でしたね。思えば。)
そんな私が、小学校の先生をしていました。
わり算の仕方とか
実験の仕方とか
教えることは大好きでした。いわゆる学習指導ですね。
私がずっと悩んでいたのは、生活指導でした。
褒める指導は大好きでした。頑張っている子を認めて、笑顔や照れくさそうな顔がかえってくる瞬間が好きでした。
難しかったのは、決まり事を守らなかった時の指導です。
決まり事は、「安全」「クラスを心地よい場所にする」などの目的で、発達段階などによってクラスのメンバーで決めたり、先生が決めたりしています。
具体的に言うと廊下を走ったり、実験中にふざける、友達への悪口などがあれば、指導します。
この指導が、難しかった…。
口調を強めるべきか、
優しく言うべきか、
どのようにだめな理由を伝えるか、
その子が「自分の行動は、どんな理由でよくなくて、どうしなければならなかったのか」自分で分からなければ意味がありません。
ただ感情に任せて指導するだけでは子どもに伝わりません。
どのように指導するべきかは子どもによって、状況によって変わるため、それを瞬時に判断して指導することがとても難しかったです。
子どもの成長、クラス経営のために必要なこの指導に、苦手意識を感じていました。
私は先生になるまで「誰かの行動を変えたい」と思ったことがなかったからです。
私は私で、あなたはあなた。
私が誰かに変わってほしいと思うなんてそんなおこがましいこと…と思っていました。
私がいいと思っていることも、私が正しいかなんてわかりませんしね。
でも、子どもに教える立場であり、クラス担任である以上、毅然と「この行動はいけない」と指導しなければなりませんでした。
危ないことはやってはいけないと
人を傷つけることはいけないと
ちゃんと伝えなくちゃいけない。でも人に行動を変えてもらうためにはどう伝えればいいのか…。
どう指導するか悩み、その子に一番伝わるように、ある時は怒る・ある時は悲しそうに、指導していました。
担任をしていたあの子たちに、叱っていたけれど。優しく諭したりもしたけれど。
ちゃんと伝わっていたんだろうか。
こんな気持ちを持っていてごめんね。
先生をしているとき常にこの気持ちがあり「私は先生に向いていないのでは」と何度も思いました。
向いているか向いていないかなんて、きっと答えはないんですけどね。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
次はもっと明るい記事を書きますね!笑