ホッキョクグマの毛色は、白ではない!
こんばんは、はるです。
ここまた数日寒いですね。
もともと鹿児島人の私は、関西の冬の洗礼を受けています。
雪国に住まれている人などは本当に尊敬します…。
数年前の夏の某日
そんなぬくぬくと温かい鹿児島にある平川動物園には、「カナ」というホッキョクグマがいました。
毎年夏には、「南国白くま」というご当地アイスを販売している”セイカ食品株式会社”から、カナへ氷のプレゼントが送られるイベントがありました。
オリャ〜ッ!
— 鹿児島市平川動物公園 (@hirakawazoo) 2019年7月22日
そんな声が聞こえてきそうなホッキョクグマへの氷のプレゼントは、毎日午後2時半からです。ちなみにこの氷、18.5kgもあります。抱えて投げるのも結構大変ですね。だんだん小さくなったらカナがくわえて泳いでいることもあります。 pic.twitter.com/ccywFA4VMN
そんなカナを見ていた子どもが友達に向かってひとこと。
「ホッキョクグマの毛って、白じゃないって知ってた?」
私、我慢しましたよ。
「よく知ってるね! そうだよ、白じゃないんだよね!」
話しかけたかったけれど、いきなり知らない大人が話しかけてきたら不審者ですものね。頑張って我慢しました。
あの夏の日に我慢したお話を、ここで話させてください。笑
ホッキョクグマの毛色は、白ではないのです。
目次
ホッキョクグマって、どんな動物?
まずは、ホッキョクグマってそもそもどんな動物だっけ?と思われる方もいるかもしれないので紹介します。
知ってるよ!という人も復習がてら…笑
ホッキョクグマは名前の通り、北極圏や北アメリカ大陸の北部、ユーラシア大陸の北部を生息地としています。
海に浮かぶ氷の上で生活をする、クマですね。
クマの中までは最大級であり、大きい個体では体重約800kg、体長2.5mにもなるそうです。
アザラシや鳥類などを捕食し、暮らしています。
学名は「Ursus maritimus」で、「海に住むクマ」という名の通り、泳ぎや潜水が得意です(⌒∇⌒)
ホッキョクグマは、鼻の穴を自由に開け閉めできるそうです。そうすれば、水も入りませんね!
ホッキョクグマの毛色は、〇色なんです
ホッキョクグマの毛色は、クリームがかった白色に見えますよね。
ですが、実はホッキョクグマの毛は透明なのです。
透明であることは、寒さから身を守ることに繋がります。
透明であれば、太陽の光が地肌まで直接とどきますよね。
しかも、ホッキョクグマの肌は真っ黒ですので、透明な毛を通った太陽の熱を肌はよく吸収することができます。
さらに!
ホッキョクグマの毛は中が空洞であるストロー状になっていて、毛の内側に入った空気は太陽にあたためられ、空気は温度変化がゆっくりなので、保温効果があるのです!
寒い地域で生きていくためにこんな仕組みになっているなんて、面白いですよね。
いや、適応するためにこのような仕組みになったのではなくて、このような仕組みを持ったクマが生き残った、ということかな…?
本当に進化ってすごい。
かわいいところも…
実はホッキョクグマ、体も大きくとても強い生き物ですが、かわいい行動をすることが少し前に話題になりました。
それは、ホッキョクグマが自分の鼻を、両手で隠すという行動です。
悔しいことに私の持つ写真の素材がなく、フリー素材も見当たらなかったので、ぜひ、検索してみてください。かわいいです。
真っ白な氷の世界では、ホッキョクグマの黒い鼻は目立ちます。
ですので、狩りの時など気づかれないように鼻を隠す、と考えられているそうです。
まとめ
ホッキョクグマの毛のお話、いかがだったでしょうか(⌒∇⌒)
話のタネにでもなればうれしいです。
生き物たちのお話を書いていると、写真を自分が持っていないことがとても悔しいです…。
これから出かけるときは、たくさん撮っておこうと決心しました!!!
今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。