はるの樹ブログ

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ホッキョクグマの毛色は、白ではない!

こんばんは、はるです。

 

ここまた数日寒いですね。

もともと鹿児島人の私は、関西の冬の洗礼を受けています。

雪国に住まれている人などは本当に尊敬します…。

 

数年前の夏の某日

そんなぬくぬくと温かい鹿児島にある平川動物園には、「カナ」というホッキョクグマがいました。

毎年夏には、「南国白くま」というご当地アイスを販売している”セイカ食品株式会社”から、カナへ氷のプレゼントが送られるイベントがありました。

 

 

そんなカナを見ていた子どもが友達に向かってひとこと。

ホッキョクグマの毛って、白じゃないって知ってた?」

 

私、我慢しましたよ。

「よく知ってるね! そうだよ、白じゃないんだよね!」

話しかけたかったけれど、いきなり知らない大人が話しかけてきたら不審者ですものね。頑張って我慢しました。

 

あの夏の日に我慢したお話を、ここで話させてください。笑

 

ホッキョクグマの毛色は、白ではないのです。

 

目次

 

 

ホッキョクグマって、どんな動物?

まずは、ホッキョクグマってそもそもどんな動物だっけ?と思われる方もいるかもしれないので紹介します。

 

知ってるよ!という人も復習がてら…笑

 

ホッキョクグマは名前の通り、北極圏や北アメリカ大陸の北部、ユーラシア大陸の北部を生息地としています。

 

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海に浮かぶ氷の上で生活をする、クマですね。

クマの中までは最大級であり、大きい個体では体重約800kg、体長2.5mにもなるそうです。

アザラシや鳥類などを捕食し、暮らしています。

学名は「Ursus maritimus」で、「海に住むクマ」という名の通り、泳ぎや潜水が得意です(⌒∇⌒)

ホッキョクグマは、鼻の穴を自由に開け閉めできるそうです。そうすれば、水も入りませんね!

 

ホッキョクグマの毛色は、〇色なんです

ホッキョクグマの毛色は、クリームがかった白色に見えますよね。

ですが、実はホッキョクグマの毛は透明なのです。

 

透明であることは、寒さから身を守ることに繋がります。

 

透明であれば、太陽の光が地肌まで直接とどきますよね。

しかも、ホッキョクグマの肌は真っ黒ですので、透明な毛を通った太陽の熱を肌はよく吸収することができます。

さらに!

ホッキョクグマの毛は中が空洞であるストロー状になっていて、毛の内側に入った空気は太陽にあたためられ、空気は温度変化がゆっくりなので、保温効果があるのです!

 

寒い地域で生きていくためにこんな仕組みになっているなんて、面白いですよね。

いや、適応するためにこのような仕組みになったのではなくて、このような仕組みを持ったクマが生き残った、ということかな…?

本当に進化ってすごい。

 

かわいいところも…

実はホッキョクグマ、体も大きくとても強い生き物ですが、かわいい行動をすることが少し前に話題になりました。

 

それは、ホッキョクグマが自分の鼻を、両手で隠すという行動です。

悔しいことに私の持つ写真の素材がなく、フリー素材も見当たらなかったので、ぜひ、検索してみてください。かわいいです。

 

真っ白な氷の世界では、ホッキョクグマの黒い鼻は目立ちます。

ですので、狩りの時など気づかれないように鼻を隠す、と考えられているそうです。

 

まとめ

ホッキョクグマの毛のお話、いかがだったでしょうか(⌒∇⌒)

話のタネにでもなればうれしいです。

 

生き物たちのお話を書いていると、写真を自分が持っていないことがとても悔しいです…。

これから出かけるときは、たくさん撮っておこうと決心しました!!!

 

今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。