ハトはなぜ、頭を前後に動かしながら歩くのか?
こんばんは、はるです。
今日は、この子たちのお話です。
ハトです!
1枚目のハトはキジバトと呼ばれ、林や山、まれに市街地にもいますね。
2枚目のハトは街でよく見るドバトです。
この子たちが歩くとき、首が前後にひょこひょこと動きます。
私たちが真似をしてみると、すごく首が疲れる動きです(笑)
どうしてハトは首を前後に動かしながら歩くのでしょうか?
まとめてみました。
ハトについて
ハトは、ハト目ハト科に属する鳥類の総称です。
街でよく見るドバトや、キジバト、手品で登場するギンバトなどいろいろな種類がおり、世界で290種も認められています。
雑食性で、木の実やミミズ、人間の食べ物などなんでも食べます。
ハトが首を前後に動かして歩くのは、○○のため!
ハトが、歩くときに首を前後に動かしながら歩くのは、周囲をよく見るためです。
「どういうこと? 動かしたら、逆にぶれない??」
と思いますよね。
実際に私たちが首を動かしながら歩こうとしても、お世辞でも周囲の様子がよく見えるとは言えませんよね。
その違いは、目のつくりにあります。
ハトの目
例えば私たち人間は、目をきょろきょろと動かすことができます。
対してハトは、頭の形のわりに目(眼球)が大きく、動かしにくい構造をしています。
ですので、私たち人間は歩くなど移動するときも、目線を一定に保つことができます。
一方ハトは目線を滑らかに動かせないので、頭を動かさずにそのまま歩くと、景色が一歩踏み出すごとにカクカクと移動することになります。
それだと周囲の様子がわかりにくいため、体の動きに合わせて首を動かし、一歩踏み出しているときにも目線を止めて周囲の様子が見えるようにしている、と考えられています。
人間などほとんどの哺乳類は首の骨は7個持っていることに対し、ハトは種によりますが12~13個あるため、より滑らかに首を動かせるのだろうと考えられているようです。
だとすると、ハトの歩行時の見え方は滑らかな映像ではなく、コマ撮りのようにみえているのでしょうか…
ハトに聞いてみたい。
ハトの他にも?
歩きながら頭を動かす動物は、実はハト以外にも存在します。
例えばにわとりです。
面白い動画がありましたので、紹介しておきます( ´∀` )
同じ原理で、このような動きになるのです。
身体が動いても、頭を固定することで目線が動かない様にしているんですね。
パントマイムのようです(笑)
まとめ
ハトの首の動きの謎、解けましたでしょうか(*'▽')
一生懸命ひょこひょこ首を動かして歩いている姿、とてもかわいいです。
今日も、ここまで読んでくださりありがとうございました。