はるの樹ブログ

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小学校の先生時代 大切にしていたこと【保護者編】

こんばんは、はるです。

 

前職の「先生」は、子どもの学びと成長をサポートする仕事です。

勤務時間の9割以上を子どもと過ごします。

 

子どもの学び・成長のために学習指導、生活指導を行いますが、目の前の子どもだけではなく、保護者との関わりもとっても大切だと私は思います。(先生によります)

保護者とつながることができれば、めぐりめぐって子どもの学びと成長につながります。

 

子どもの学びと成長のために、保護者との関わりで大切にしていたことをまとめました。

 

目次

 

 

①”子ども”を伝える

幼稚園・保育園では毎日おうちの方が迎えに来て先生と話したり、連絡帳でのやり取りによって日中の子どもの様子を知ることができます。

しかし、小学校に上がると毎日の連絡帳のやり取りはありませんし、先生と保護者が直接接することは何もしなければ授業参観の時くらいだと思います。

わが子が学校でどのように過ごしているのか、気になる保護者の方は多いだろうなと思い、私は主に3つの方法で「”子ども”を伝える」に取り組んでいました。

 

学級通信

学級通信は、次週の時間割や連絡事項を載せたお便りです。

私は学級通信に、授業や休み時間の様子を写真付きでお知らせするコーナーを作っていました。

 

見出しの例としては、

「〇日の国語では、俳句作りをしました!」

「休み時間の○○ブーム!?」

など、子どもたちが過ごしている様子がイメージしやすいようなお知らせを書くように意識していました。

 

学級通信で少しでも伝えることで、保護者も子どもの学校の様子が知れますし、私は担任として、こんな子どもの姿に気づきましたよ、と伝えることができます。

 

写真を載せるときは、全員同じ回数くらい載るように調整していました(^▽^)

 

授業参観

授業参観って、子どもがはりきりすぎたり、はずかしがったりして実は普段の様子とは違ったりするのですが、それでも子どもががんばる姿を見れるのは良い機会ですよね。

 

それに加えて、教室には授業での作成物が掲示してありますので、今までどんな学びをしてきたのか子どもの作品を見ることができますし、担任の先生はどんな授業をするのかを見ることができます。

 

子どもの授業の頑張りと、授業での頑張りの結晶である作品を見ていただくとともに、私はどんな気持ちを込めて授業をしているのか、伝える気持ちで授業をしていました。

 

連絡帳や電話

連絡帳や電話も、大切なつながる手段です。

ただ、連絡帳は毎日子どもが持って帰るため、何かを保護者に伝えたいと思うと日中の隙間時間に書かなければなりません。

休み時間に子どものトラブルや授業の準備がなければ書けますがそうでないことが多いので、短めに要件を書き、放課後に電話する旨を書くことが多かったですね。

 

できるだけ素敵な話も、そうでない話も、電話で話すようにしていました。

もちろん本当は直接会って話せたらよいのですが時間的余裕がないので、せめて電話で。

「○○さんとけんかして、ケガをした」

「ケガをさせた」

など、絶対に報告しなければならない内容はもちろんですが、

「今日は、苦手な国語で発表した」

「ずっと掃除が苦手だったのに、今日の取り組みは素晴らしかった」

など、良いことも電話で伝えるようにしていました。

 

それは、保護者の方が「学校の電話=わるいこと」とイメージしていることを知ったからです。

素敵な内容でも電話をすることで、保護者との距離を縮め、保護者が学校の電話は悪い知らせだと思わない様にしたかったんです。

 

②”わたし”を伝える

どんな先生が子どもと一日の半分を過ごし、勉強を教え、ほめ、しかっているのか。

私が保護者の立場ならとても知りたいと思ったので、要所要所で自分の考えを伝えるようにしていました。

 

あ、もちろん先生として、ですよ。

彼氏のことなどはごまかしていました(笑)

 

学級通信

「わたしがどんなクラスにしていきたいのか」

「子どもたちについて、どう思っているのか」

などなど、”わたし”はどんな思いを持っている先生なのか伝わるように意識していました。

 

懇談会など

年に数回、懇談会がありました。

懇談会に来ていただいた保護者の方とは、直接話せるまたとない機会でしたので、しっかり目を合わせて話すようこころがけ、”わたし”の考えをしっかりと伝えるようにしました。

 

まとめ

「”子ども”を伝える」「”わたし”を伝える」

こちら側から伝えるものを紹介しましたが、先生と保護者はチームだと思っています。

子どもを共にサポートするチームです。

こちらから伝えるのと同じくらい、保護者の方の伝えたいこと・考えを知ることも大切でした。

 

私は経験が少なく、ベテランの先生よりも頼りなかったと思います。

しかし、保護者の方とつながることで、子どものことを一緒に考えることが出来ました。

クラスの子は先生である私より、保護者の方のほうが単純にいる時間は長いですので、学校で見ているだけではわからなかった子どものことを、たくさん知ることができました。

 

 

なんだか、今日の記事はうまく書けませんでした…。

文章を書くって難しいですね。

元先生なのに恥ずかしいです(;'∀')

 

こんな記事を、ここまで読んでくださりありがとうございました。