はるの樹ブログ

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ハリネズミの針の正体は、○○!

こんばんは、はるです!

 

昨今ペットとしても人気のある、ハリネズミ

愛らしい丸い目をもち、ちくちくしたあの体を覆っている「針」が特徴的ですよね。

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さて、このハリネズミの「針」ですが、正体は何かご存じでしょうか?

今日は、ハリネズミの針のお話をしようと思います。

 

ハリネズミって?

ハリネズミの特徴、生態

ハリネズミは、ハリネズミハリネズミ亜科に属します。

大きさは約15~20cmほどで寿命は約2~5年ほどです。

(夫の兄弟が飼育したハリネズミは現在8歳だとか…!環境で変わるようですね)

臆病な性格の個体が多く、危険を感じる・威嚇する時には持ち前の針を逆立てます。

生息地

ヨーロッパやアフリカ、東アジア(日本は除く)、中近東。

わりと世界に広く生息しているようです。

 

ハリネズミの針は、○○!

針の正体は、○○

さて、ハリネズミの針の正体は何か、というお話でしたね。

ハリネズミの針の正体は、「毛」です。

もっと詳しく言えば、ケラチンという毛やつめの元となるタンパク質でできています。

体毛が進化の過程で固く太くなり、針へ進化したようです。

針は何のためにあるの?

体を覆う毛を、なぜわざわざ固くなったのでしょうか。

 

ハリネズミって、足が短くちょこちょこと歩きます。歩くのが早いかと問われると、早くはないですよね。

また、牙などの身を守る武器もありません。

 

そこで、毛を固く針状に進化させました。

捕食者に襲われた際には針を逆立てることで、身を守ることができます。

 

つまり、毛が針状に進化したのは「身を守るため」ということですね!

 

まとめ

ハリネズミの針の正体は、「毛」でした(⌒∇⌒)

ヤマアラシやハリモグラもまた同様です。

 

人間は体毛をなくす方向に進化させ、一方でハリネズミヤマアラシたちは毛を固めて強く針に進化させた。

そのように考えると、もしかしたら何か別の偶然があれば、人間も体中に針が生える進化をしていたかもしれない…。

そう考えると、不思議で、面白いなぁと思います(^▽^)

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以前ふれあいカフェを訪れたときの写真です。

ハリネズミのために、また安全のために手袋をつけています。

もそもそ手の上で動いていたのがかわいかったです♡

 

今日もここまで読んでくださりありがとうございました。

少しずつ暖かくなってきましたが、季節の変わり目は体調を崩しやすいです。

皆さんも、風邪などひかぬよう過ごしてくださいね。

 



【大学事務員として】単位を取得する(または卒業する)ために大切なこと

こんばんは、はるです。

 

当記事をクリックしていただきありがとうございます。

 

私は、小学校教員から転職、現在某大学で成績・試験の担当をしております。

大学生の皆さんは、春休みの真っ最中ですね。

バイトに、遊びに勉強に、取り組んでいることと思います。(コロナ渦であまり遠出が歓迎されないのは悲しいですね…)

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さて、春休みや夏休みの長期休み前には、大事な成績発表がありますよね。

当学期に頑張って履修していた科目の単位を取得できているかの発表日です。

 

私は成績・試験担当として勤務していますので、学生への周知や問い合わせの対応を行っています。

その中で感じました、単位を取得する(または卒業する)ために大切なことを紹介しようと思います。

 

授業の評価方法を確認したうえで履修すること

大学で開講されている授業は、それぞれに評価基準があります。

最後のテスト100%

提出物50%・テスト50%

課題レポート30%・授業内小テスト70%

など、先生や授業によって異なるものが設定されていると思います。

 

評価基準を把握してから受講することをお勧めします。

なぜなら、評価基準をよくわかっていないまま何となく受講していると、せっかく頑張ったとしても頑張りどころを間違えば単位を落としてしまうことになるからです。

 

作成物や提出物は保存しておくこと

これは、大学生だけでなく社会人でも大事ですよね…。

大事さを実感したのは私も社会人になってからでしたが(恥ずかしながら大学生時代は何とかなっていました笑)、レポートやその他課題などの作成物・提出物は保存しておかないと後から悲しい思いをすることもあります。

 

作成物や提出物は、自分のがんばり・行いの証明となります。

 

もし教授が提出物を一つ採点しておらず、提出物が一つ不足していると認識されて成績を登録されて不合格になってしまった場合。(教授も人間ですので、間違えないように精いっぱいチェックされていたとしても間違いは起こり得ます)

 

そこで、「私は第〇回の提出物はしっかりと作成しておりました。」とデータをもって証明することができます。

wordやexcelは編集日時も残されていますしね。

さらに、メールで提出など行っていれば、メールデータで証明できます。

 

その証拠を持って問い合わせれば、間違いが判明し、正しい成績が反映されるはずです。

 

「提出したからおーわり!」とデータを消してしまうと、あとから本当に作成していたのですか?と聞かれても証明するものがなくなってしまうのです。

 

最後は自分で理解・確認すること

そもそもどの授業を今学期履修すべきなのか

この履修計画で卒業できるのか・取得したい免許を取得できるのか

 

など、大学の授業は、みんなと同じ授業を受けて同じテストを受ければよかった高校時代までとは違い、人によって異なってきますよね。

専攻しているコースが同じであれば、ある程度履修計画が近い友人が居たりして、そんな人は友人と協力して履修計画を立てたり、確認したりしているのではないかと思います。

 

私も、そのようにしていました。

履修の計画って、ややこしいですよね。

このなかから何単位、この単位は算入されないからこっちを履修して…、この授業前期には開講されてないから、後期に…などなど。

 

自分一人でできればそれはそれでよいのですが、私は一人では不安でしたので友人と複数人の目で協力して確認していました。

 

そこで大切なことは、友人などと協力して何かを確認したとしても、最後には自分でしっかり理解・確認をする、ということです。

 

例えば一緒にたてた履修計画に間違いが見つかり、留年をすることになったとしても最後に対応しなければならないのは自分です。

 

そこで「友人が計画を確認してくれたから、友人のせいだ」となるのはお門違いですよね。

そうなったとしても友人には何もできないですし、自分が頑張るしかないので…。

 

まとめ

成績・試験を担当している事務員として大学生を見ながら、あるいは自分の学生時代を振り返りながら感じた、「単位を取得する(または卒業する)ために大切なこと」でした。

 

しかし「これらのことは社会人になっても大切なことだな…」としみじみ感じながら当記事を書きました。

 

高校までは課題を出さない人には先生が催促してくれていましたし、卒業するためには何が必要かなんてみんなと一緒の授業を受けていれば卒業できましたしね…。

 

社会に出たら、保護してくれる大人はいません。

前まで住んでいた家の保険の解約を忘れていても、自分が気づかなければお金を払い続けることになりますし

自分のお金は、給料を鑑みると月にどれくらい使っていいのかも自分で考えなければなりません。

いや、ごめんなさい、当たり前のことなんですが…

社会人始めたてのころは、あたふたしておりました(笑)

 

自分で自分のやるべきことを確認していかなければいけないんだよなぁ…とまだ20代後半の社会人ぺーぺーは感じました(笑)

 

私も、一人の社会人として日々頑張っていきたいと思います!!!

 

今日も、ここまで読んでくださりありがとうございました(⌒∇⌒)

トカゲのしっぽは何回でも生えるの?

こんばんは、はるです。

 

当記事をクリックしていただきありがとうございます。

 

みなさんは小さいころ、トカゲを捕まえたことがありますか?

私はよく捕まえていて、今でも見かけると捕まえたい衝動にかられます。

 

幼稚園生のころ、みんなが上から舞い落ちてくる桜の花びらをバケツで集めている最中、私だけ下を見て木の根元の花壇にトカゲが顔を出していないか探していたものです。

 

「花より団子」ならぬ「花びらよりトカゲ」でした。

 

トカゲと言えば、敵から襲われた際にしっぽを切って逃げる、という事実は皆さんイメージあるのではないでしょうか。

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これは「自切(じせつ)」という行為です。

文字通り自分で体の一部を切り離すことですね。

 

そこでふと、不思議に思いませんか?

トカゲのしっぽって、何度でも生えてくるのか。

 

今日は、トカゲの「自切」についてお話ししようと思います。

 

トカゲの「自切」とは

トカゲの「自切」とは、文字通り、自分で体の一部を切り離すことです。

トカゲはしっぽを切り離しますが、切り離されたしっぽはしばらくバタバタと動きます。

 

その目的は、生き延びることにあります。

猫やカラス、蛇などの捕食者から襲われた際にしっぽを切り離し、相手が動くしっぽに気を取られている間に逃げるのです。

 

目的は逃げるためと言われていますが、これはトカゲの意思とは関係なく起こります。

例えば私たちの手が熱いものに触れたときに、熱いと思うより先に話してしまうのと同じです。

 

トカゲのしっぽが切れる仕組み

トカゲのしっぽは切れやすくするための構造になっています。

細かい骨が数珠のようにつながり、その間を「脱離節」といいます。

脱離節が切り離されるポイントとなり、この周辺の筋肉や皮膚も、切れやすいようになっているようです。

 

トカゲのしっぽは切り離されても、血液などが出ることはありません。

切り離した直後に周辺の筋肉を収縮させ、止血を行っています。

 

そして、そこから先が再び生えてきます。

 

トカゲのしっぽって、何回でも生えるの?

条件が合えば何度でも生えてきますが、無限とは言えません

条件は以下です。

①前回自切した場所よりも体側であること

②しっぽを再び生やすだけの体力があること

 

①前回自切した脱離節より先の部分は、すでに自切する前のしっぽではありません。骨は軟骨に変わっており、以前のように反射で切り離すことができません。

ですので、今まで切り離してきた場所より体側であれば、自切することはできます。

 

②「しっぽを生やす」という行為は、とてもエネルギーを使います。

完全にしっぽを再生させるまでに、力を使い果たしてしまう個体もいるようです。

 

まとめ

トカゲのしっぽは、命を守るために切り離されます。

しかし、人為的にトカゲのしっぽを切ったとしても、上記のようにまた生えてきたり、止血されたりはしませんので、また生えてくるだろうと興味本位で切るのは「ダメ、絶対!」です。

 

ちなみに、トカゲの他にも

カニ

ヤモリ

ヒトデ

なども「自切」をするそうですよ。

 

自分で体を切り離して、しかもまた生やすことができるなんて、すごいですよねぇ。

人間で想像したら妖怪のようですね(笑)

 

今日も、ここまで読んでくださりありがとうございました。

【BUMP②】大切な人を大切に思う気持ちに気づかせてくれた曲

こんばんは、はるです。

 

当記事をクリックしていただき、ありがとうございます♪

また、いつも読んでくださっている方、☆をくださっている方、ありがとうございます。

 

今日は、15年来聞き続けているBUMPの曲紹介第2回です。

第1回では、「日々の愛しさを教えてくれた曲」というテーマで、”R.I.P"を紹介しました。

 

nanaharux.hatenablog.com

 

 

今日は、「大切な人を大切に思う気持ちがあふれる曲」をテーマに紹介させていただきます。

 

曲名は、「supernova」です。

 

supernova

supernovaは、11枚目のシングルとして2005年11月23日に発売されました。

このCDに入っていたもう一曲の「カルマ」はゲーム、テイルズ オブ ジ アビスのテーマソングです。こちらについてもいつかご紹介したい…。

 

2007年12月19日発売のアルバム[orbital period]、2013年7月3日発売のベストアルバム[BUMP OF CHICKEN〈2005-2010〉]にも収録されています。


www.youtube.com

 

私、この曲を聴くと涙が止まらなくなるのです。

友だち、家族など大切な人たちへの思いがあふれるんです。

 

特に私の心に響く箇所が、3つあります。

 

まずは1つ目。

本当の大事さは いなくなってから知るんだ

今隣にいる人が

嬉しいことがあったら一緒に喜んでくれる人が

悲しみを分け合える人が

一緒においしいものを食べてくれる人が

大事だってことは、ちゃんと分かっています。でも、そばにいる間はつらくないですし、いつかは離れると分かっていても、いざその時がくるととても悲しいものです。

大事な存在だって知っていたし分かっていたけれど、いなくなってからの 胸の痛みや空っぽさ に自分が「その人の存在を大事に思っていたこと」を教えてもらうのだと思うのです。

 

私は、結婚を機に今まで暮らしてきた九州を離れ、関西に来ました。大切な夫と暮らし幸せに暮らしています。

そばにいれた頃から、友人や家族のことは大事だとわかってはいましたが、友人や家族の大切さを実感しているのは、そばにいた頃よりも、今この瞬間です。

 

2つ目です。

本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ

誰かに感謝を伝えたいとき、「ありがとう」と伝えますよね。

取りたい荷物を代わりに取ってくれた誰かに

分からないことを教えてくれた誰かに

悲しいことがあったとき、慰めてくれた誰かに

 

「ありがとう」は、感謝を伝える言葉です。

感謝を伝えるためには言葉にして伝えることが大切だと思いますが、それだけでは「今感じているこのあたたかい気持ちが伝わらない…!」ということがよくあります。

 

でも、「ありがとう」と伝える以外に感謝を伝える方法がわからないのです。

何かお返しのプレゼントをすればいい?

物で伝わるものだろうか。 

何度も伝えればいい?

何回も言うなんて、変な人じゃない…?

 

感謝の気持ちがあふれてあふれてたまらない時、うまく「ありがとう」の気持ちを伝えられないんです。

 

できるだけ心を込めて「ありがとう」を言うようにするしかないのでしょうか。

 

最後に、3つ目です。

誰の存在だって 世界では取るに足らないけど

誰かの世界は それがあってつくられる

もうこの歌詞はだめです。涙が止まらなくなります。

私たちは日本約1億2000万人のうちの一人で、世界約77憶人のうちの一人で。

宇宙の中では数えきれないほどある星のうちの一つに住んでいて。

 

例えば私が明日命を落としていなくなったとしても、日本は、世界は、宇宙は何にも変わらないし、それは誰でも同じことです。

そんなちっぽけな本当に取るに足らない私だけれど、

親にとっては「子ども」

兄にとっては「妹」

職場の人にとっては「同僚」

さらに言えば朝すれ違う人にとっては「朝、向こう側からくる人」

誰かの世界の一部分として、誰かの世界を作る一員として存在している。

 

私の世界は、大切な友達、家族、大好きな生き物たち、など、挙げればきりがないほどたくさんの小さな存在から作られています。

一人一人は小さな存在かもしれないけれど、私にとっては私の世界を作ってくれている大きな存在なのです。

 

みんな、私と関わってくれてありがとう。大好き。

これからもよろしくね。

そんな気持ちがあふれてきて止まらなくなります。

 

最後に

この記事を書きながら、また気持ちがあふれて視界がぼやけてしまいました…。

 

この曲をきき、こんなに大切な人のことを大切に思っていたんだと気づくことが出来ました。

ただ「大切に思っている」ことを伝えたいけれどうまくできないので、今後の課題です(;'∀')

「ありがとう」はたくさんいうように心がけてますが…。

 

大切な人を、ちゃんと大切にできるようにがんばります!!

 

 

BUMP OF CHICKENの歌詞は、私がふだんもやもやと感じていることを、言語化してくれることが多いです。

BUMPの曲から、様々な感情を知り、自覚しました。

そんなBUMPには、「ありがとう」という思いでいっぱいです。

 

今日も、ここまで読んでくださりありがとうございました。

2019年に開催されたライブでの楽しかった一コマで締めます(^▽^)/

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小学校の先生時代 大切にしていたこと【保護者編】

こんばんは、はるです。

 

前職の「先生」は、子どもの学びと成長をサポートする仕事です。

勤務時間の9割以上を子どもと過ごします。

 

子どもの学び・成長のために学習指導、生活指導を行いますが、目の前の子どもだけではなく、保護者との関わりもとっても大切だと私は思います。(先生によります)

保護者とつながることができれば、めぐりめぐって子どもの学びと成長につながります。

 

子どもの学びと成長のために、保護者との関わりで大切にしていたことをまとめました。

 

目次

 

 

①”子ども”を伝える

幼稚園・保育園では毎日おうちの方が迎えに来て先生と話したり、連絡帳でのやり取りによって日中の子どもの様子を知ることができます。

しかし、小学校に上がると毎日の連絡帳のやり取りはありませんし、先生と保護者が直接接することは何もしなければ授業参観の時くらいだと思います。

わが子が学校でどのように過ごしているのか、気になる保護者の方は多いだろうなと思い、私は主に3つの方法で「”子ども”を伝える」に取り組んでいました。

 

学級通信

学級通信は、次週の時間割や連絡事項を載せたお便りです。

私は学級通信に、授業や休み時間の様子を写真付きでお知らせするコーナーを作っていました。

 

見出しの例としては、

「〇日の国語では、俳句作りをしました!」

「休み時間の○○ブーム!?」

など、子どもたちが過ごしている様子がイメージしやすいようなお知らせを書くように意識していました。

 

学級通信で少しでも伝えることで、保護者も子どもの学校の様子が知れますし、私は担任として、こんな子どもの姿に気づきましたよ、と伝えることができます。

 

写真を載せるときは、全員同じ回数くらい載るように調整していました(^▽^)

 

授業参観

授業参観って、子どもがはりきりすぎたり、はずかしがったりして実は普段の様子とは違ったりするのですが、それでも子どもががんばる姿を見れるのは良い機会ですよね。

 

それに加えて、教室には授業での作成物が掲示してありますので、今までどんな学びをしてきたのか子どもの作品を見ることができますし、担任の先生はどんな授業をするのかを見ることができます。

 

子どもの授業の頑張りと、授業での頑張りの結晶である作品を見ていただくとともに、私はどんな気持ちを込めて授業をしているのか、伝える気持ちで授業をしていました。

 

連絡帳や電話

連絡帳や電話も、大切なつながる手段です。

ただ、連絡帳は毎日子どもが持って帰るため、何かを保護者に伝えたいと思うと日中の隙間時間に書かなければなりません。

休み時間に子どものトラブルや授業の準備がなければ書けますがそうでないことが多いので、短めに要件を書き、放課後に電話する旨を書くことが多かったですね。

 

できるだけ素敵な話も、そうでない話も、電話で話すようにしていました。

もちろん本当は直接会って話せたらよいのですが時間的余裕がないので、せめて電話で。

「○○さんとけんかして、ケガをした」

「ケガをさせた」

など、絶対に報告しなければならない内容はもちろんですが、

「今日は、苦手な国語で発表した」

「ずっと掃除が苦手だったのに、今日の取り組みは素晴らしかった」

など、良いことも電話で伝えるようにしていました。

 

それは、保護者の方が「学校の電話=わるいこと」とイメージしていることを知ったからです。

素敵な内容でも電話をすることで、保護者との距離を縮め、保護者が学校の電話は悪い知らせだと思わない様にしたかったんです。

 

②”わたし”を伝える

どんな先生が子どもと一日の半分を過ごし、勉強を教え、ほめ、しかっているのか。

私が保護者の立場ならとても知りたいと思ったので、要所要所で自分の考えを伝えるようにしていました。

 

あ、もちろん先生として、ですよ。

彼氏のことなどはごまかしていました(笑)

 

学級通信

「わたしがどんなクラスにしていきたいのか」

「子どもたちについて、どう思っているのか」

などなど、”わたし”はどんな思いを持っている先生なのか伝わるように意識していました。

 

懇談会など

年に数回、懇談会がありました。

懇談会に来ていただいた保護者の方とは、直接話せるまたとない機会でしたので、しっかり目を合わせて話すようこころがけ、”わたし”の考えをしっかりと伝えるようにしました。

 

まとめ

「”子ども”を伝える」「”わたし”を伝える」

こちら側から伝えるものを紹介しましたが、先生と保護者はチームだと思っています。

子どもを共にサポートするチームです。

こちらから伝えるのと同じくらい、保護者の方の伝えたいこと・考えを知ることも大切でした。

 

私は経験が少なく、ベテランの先生よりも頼りなかったと思います。

しかし、保護者の方とつながることで、子どものことを一緒に考えることが出来ました。

クラスの子は先生である私より、保護者の方のほうが単純にいる時間は長いですので、学校で見ているだけではわからなかった子どものことを、たくさん知ることができました。

 

 

なんだか、今日の記事はうまく書けませんでした…。

文章を書くって難しいですね。

元先生なのに恥ずかしいです(;'∀')

 

こんな記事を、ここまで読んでくださりありがとうございました。

ハトはなぜ、頭を前後に動かしながら歩くのか?

こんばんは、はるです。

 

今日は、この子たちのお話です。

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ハトです!

1枚目のハトはキジバトと呼ばれ、林や山、まれに市街地にもいますね。

2枚目のハトは街でよく見るドバトです。

 

この子たちが歩くとき、首が前後にひょこひょこと動きます。

私たちが真似をしてみると、すごく首が疲れる動きです(笑)

 

どうしてハトは首を前後に動かしながら歩くのでしょうか?

まとめてみました。

 

 

ハトについて

ハトは、ハト目ハト科に属する鳥類の総称です。

街でよく見るドバトや、キジバト、手品で登場するギンバトなどいろいろな種類がおり、世界で290種も認められています。

 

雑食性で、木の実やミミズ、人間の食べ物などなんでも食べます。

 

 

ハトが首を前後に動かして歩くのは、○○のため!

ハトが、歩くときに首を前後に動かしながら歩くのは、周囲をよく見るためです。

 

「どういうこと? 動かしたら、逆にぶれない??」

と思いますよね。

実際に私たちが首を動かしながら歩こうとしても、お世辞でも周囲の様子がよく見えるとは言えませんよね。

 

その違いは、目のつくりにあります。

 

 

ハトの目

例えば私たち人間は、目をきょろきょろと動かすことができます。

対してハトは、頭の形のわりに目(眼球)が大きく、動かしにくい構造をしています。

 

ですので、私たち人間は歩くなど移動するときも、目線を一定に保つことができます。

一方ハトは目線を滑らかに動かせないので、頭を動かさずにそのまま歩くと、景色が一歩踏み出すごとにカクカクと移動することになります。

それだと周囲の様子がわかりにくいため、体の動きに合わせて首を動かし、一歩踏み出しているときにも目線を止めて周囲の様子が見えるようにしている、と考えられています。

 

人間などほとんどの哺乳類は首の骨は7個持っていることに対し、ハトは種によりますが12~13個あるため、より滑らかに首を動かせるのだろうと考えられているようです。

 

だとすると、ハトの歩行時の見え方は滑らかな映像ではなく、コマ撮りのようにみえているのでしょうか…

ハトに聞いてみたい。

 

ハトの他にも?

歩きながら頭を動かす動物は、実はハト以外にも存在します。

例えばにわとりです。

面白い動画がありましたので、紹介しておきます( ´∀` )

同じ原理で、このような動きになるのです。


www.youtube.com

身体が動いても、頭を固定することで目線が動かない様にしているんですね。

パントマイムのようです(笑)

 

 

まとめ

ハトの首の動きの謎、解けましたでしょうか(*'▽')

一生懸命ひょこひょこ首を動かして歩いている姿、とてもかわいいです。

 

今日も、ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

小学校の先生時代 大切にしていたこと【授業編】

こんばんは、はるです。

 

小学校での学校生活は、子どもにとって8割が授業の時間です。

学校では、喧嘩したときの解決方法など授業以外にも学ぶ場面はたくさんありますし、それらすべてに優劣はないと思っています。

 

ただ、授業が時間的に大きな比重を占めることは事実でした。

授業は国がみんな学びなさいと定めた内容ですしね(;'∀')

 

今日は、私が先生だった時に授業で大切にしていたことを話したいと思います。

 

 

1.子どもが「迷わない」授業

「子どもが迷わない」というのは、「何をしたらいいか分かりやすい」状態のことです。

 

例えば、計算プリントを解く時間があったとします。

30人以上いる子どもたちは、習熟度によって終わる時間がバラバラです。

長くとりすぎると得意な子は時間を余らせてしまうし、短すぎると得意ではない子のじっくり考える時間がありません。

 

そこで、終わった人

「教科書〇ページのレベルアップ問題に挑戦してみよう!」

「先生に丸付けしてもらった人は、ミニ先生になって終わっていない人にアドバイスしてみよう!」

など、隙間時間に行うことを示しておきます。

ミニ先生は特に子どもたちは喜んで先生になり切りますね(⌒∇⌒)

もちろん、「まずはアドバイス欲しい?って聞いてからね。自分でじっくり考えたい人もいるよ。」という前置きをしてから行います。

 

その授業が得意な子、得意ではない子、好きな子、普通の子、子どもたちによって習熟度は様々です。

普段はあまり話さない子同士がつながり、「この子はこんなに優しいんだ!」などの発見につながることもあります。

 

隙間時間をうまく使って、誰も損をしない時間にしようと心がけていました。

 

2.子どもが「頑張った」と思える授業

1でも述べましたが、クラスには勉強が好きな子もそうでない子もいます。

勉強が得意・好きな子は、先生側が考えているよりもどんどん学習を進め、楽しむ子が多かったです。

ただ、理解することに時間をかける子は苦しい時間になりがちで。

苦しい時間で終わってほしくはなかったので、私は2つのアプローチを行っていました。

①ポジティブな声掛け

こまめに子どもたちの机をまわり、ノートを見ながら

「お!○○さんここまでできたね、すごい!」

「○○さんのこの意見、すばらしいから後で発表してくれない…?」

などと声をかけ、完全に理解できていなくてもその子の頑張りを見つけ、声をかけていました。

②授業の振り返り

授業のまとめの時間になったら、クラス全体のまとめと同時に、それぞれの子どもたちが「頑張ったこと」を振り返っていました。

・~の計算方法がわかった。

・答えは間違えたけど、途中まではできた。

・あきらめずに取り組めた。

など、一人ひとり違うその授業での「頑張ったこと」をとらえさせて、たとえ全部理解できなかったとしても、「自分は最後までできなかったかもしれないけど、ここまでは頑張れた」とポジティブな気持ちで授業を終えてほしいと思っていました。

 

3.子どもたちへの声掛け

2と重複するところもありますが、子どもたちへの声掛けは大切にしていました。

 

①子どもの意見、考えは、間違っていたとしても完全否定をしない

授業内で子どもから考えをもらう時、当たり前ですが正解もあれば不正解もあります。ここで、私が気を付けていたのは、「不正解でも絶対に肯定の言葉から入る」ことでした。

「なるほど~。○○さんは、ここをこう考えたのですね! 確かに、そんな気がする」

などと肯定して子どもの考えを言い換え、

「この考えに対して何かほかに思いつく人いる?」

とクラス全体に声をかけ、ちょっとずつクラスみんなで正解へ向かいます。

 

②間違った子に感謝の声掛け

①の結果正解にたどり着けたとき、おそらく初めに発表した子は「私の考え、違ったんだ…」と少なからずショックを受けているかもしれません。

そんなときは、

「○○さんのおかげで、クラスみんなで一つになって問題を考えられたね。最初から答えがあるのもよいけれど、考える過程に素晴らしい価値があると先生は思う! ありがとう」

と声をかけたりしていました(^▽^)/

 

③得意な子にはどんどんステップアップの声掛け

得意な子は、得意とは言えやはりそれだけの努力をしている子でした。頑張って結果を出している子には、結果が出ていることへの言葉もかけますが、それよりも頑張った過程を見るようにしていました。

授業の隙間時間にたくさんの問題を解いていたり、積極的に質問にきたりなど頑張っているところを見つけたときは、すかさず「頑張っているね。だから、結果が出ているのだね」と声をかけるようにしていました。

 

まとめ

先生時代に「大切にしていたこと【授業編】」でした。

 

一日の大半を占める授業の時間、一緒に過ごしていたあの子たちが少しでも楽しいと思えていたならいいなぁと思います。

いつか、また会えたら聞いてみたいです。

 

今日もここまで読んでくださりありがとうございました。

最後にお気に入りのお花とぬいぐるみの写真でも。

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